ここは、漫画の作画補助用に作った3D素材を配布している『comic studio3Dモデル配布所』の別館です。
本館ではアップロードできるファイル容量が1ファイルにつき1MBまでとなっているため、もう少し容量の大きい3Dファイルをアップできるよう、こちらにもブログを作りました。

そこそこの容量の3Dデータをアップしたり、3Dとは関係ない話をしたりするかと思います。

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2016年07月02日

パーツをカーブ状にぴったり複製する方法(素材制作メモ)

clipの方にアップした「牧場用の柵」には、柵がカーブ状に並んでいる物が含まれています。
一般の3DCGソフトにはパーツを円周状に回転させながら並べるツールが搭載されているのが多いですが、この機能ではパーツとパーツの間に隙間ができたり、逆に深くめり込んだりする事があります。
今回カーブ状にぴったりつながった状態で柵を複製する手法を、私がモデリングに使っている3DCGソフト(shade)でどうやったかをメモしておきたいと思います。
他の3DCGソフトでも同じ事ができるかわかりませんが、良かったら参考にしてください。


curve16001.jpg

こういうパーツをカーブ状にぴったりつながった状態で複製してみます。

まずは、パーツ(縦棒と横棒)を「パート」という物に入れます。
shadeで言うパートとは、フォルダーのようなものです。
このフォルダーには変換マトリクスという情報がデータとして格納されていて、パートを選択した状態で移動や回転をすると、その値が更新されます。
パート作成時は移動量はX,Y,Zいずれも0で、回転もX軸、Y軸、Z軸は0度となっています。


curve16002.jpg

中に縦と横棒が入っているパートを選択した状態で複製し、そのパートを少し回転してから移動をして、複製した方の縦棒が前の横棒とぴったりあう位置に調整します。
(パートの中身ではなく、パートを回転と移動をします。)

この段階で、移動したパートの方の変換マトリクスの値は変化していますので確認してメモをします。

今回の例では「変換要素」タブでは「回転」がY軸まわりで-9.33、「移動」がXは-1008.81、Zが-80.14となっていました。

curve16001.jpg

複製したパートは一旦非表示にします。

最初のパートを選択し、「複製>数値入力」ツールを、必ず原点をクリックして起動し、先ほどメモをした値を入れて実行します。


curve16002.jpg
さっきと同じ感じに複製されました。
「複製>数値入力」ツールは数値を指定して移動や回転した複製を作るツールですが、これを使う時は原点をクリックしないと位置がずれるので注意してください。


shadeというソフトは「繰り返し」というツールが搭載されていて、これは直前にやった行為を指定回数分繰り返す機能となっています。
今現在は「複製>数値入力」で、パートを指定の移動量と回転量で複製したばかりですが、この状態で繰り返しツールで10回繰り返してみると、

curve16003.jpg

こんな感じで、ぴったりつながった状態でカーブ状に形状を複製する事ができました。
curve16004.jpg
複製回数はもっと増やしてもいいでしょう。


他の3DCGソフトでも似たような機能を使えば、カーブ状にパーツをぴったりつながった状態で並べる事ができると思います。
もし機能が足りない場合は、そういうスクリプトを作ってみるとか。


今回使った方法は柵をカーブ状に並べるだけでなく、野球やサッカースタジアムの入り口のカット用の3Dモデルを作る時や、コロッセウム風のカーブ状に同じパーツが並んでいる建物の一部を作る時にも使えるでしょう。

一部の円形のビルで、普通の円形建物の作り方では難しい形状の物も、この手法で作る事ができたり。

円形の建物だけでなく、洋風の建物で六角形の建物パーツを作る時も、まずは一面を窓付きでモデリングし、そのパーツを回転と移動で六角形に並べてみるとか。
この場合は、隙間ができないようスナップツールなどを使うと良いでしょう。


curve16005.jpg

curve16006.jpg


posted by pokopoko at 12:41| 素材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


windows8や8.1をお使いの方は、高速スタートアップの設定をOFFにしていないと、USBメモリや外付けHDDのデータが破壊される場合があります。
詳しくは、以前書いたこのエントリをご覧ください。


楽天で見つけたおかしな商品いろいろ。

「世の中には、こんな変わった物もあるのか」と、思わず笑ってしまったり、話のネタ(漫画のネタ)などになったりして、見ているだけでも結構楽しいですよ。